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【二次試験過去問の解答プロセス】H29年度・事例Ⅱ・第3問

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こんにちは!ろーすです。

今回は二次試験過去問の解答プロセスを解説します。
取り上げるのはH29年度・事例Ⅱ・第3問です。

※本ブログで解説する内容はあくまで「ろーす流」です。
模範解答とは異なりますので、ご注意ください。

ちなみに、H29年度・事例Ⅱの得点開示請求したところ、点数は71点でした。

試験問題はこちら

出題の趣旨はこちら

<ろーすの再現答案>
(本試験で書いたままの、ガチの再現答案です。模範解答ではありませんのでご注意)

【第3問】

介護のための改装の際に、介護ベッドなどの導入を顧客の要望を丁寧に聞き取って接客しながら、セットで販売する。建築のデザインに合ったこだわりの日用品の推奨販売を継続的に行い、改装した家や介護ベッドのメンテナンスも定期的に行い、固定客化を図る。

 

以下、解答プロセスです。


<要求具体化>

「中小建築業と連携」とあることから、中小建築業の経営資源を活用することを確認する。
「シルバー世代」というターゲット、「顧客生涯価値を高める」というゴールを確認する。
施策の内容は、4P(製品戦略、価格戦略、チャネル戦略、プロモーション戦略)を幅広く想定した。


<大枠把握>

ヘッダーキーワード「建築業」がある2段落、日用品販売の「リピートする例も多い」「購買間隔が短い」「顧客との継続的な接点を作りやすくなった」=LTVが高いという効果の記述がある5段落を紐づけた。

<難易度評価>

紐づけする段落が明確であり、それぞれの段落に根拠も明示されているため、優先順位は高いと判断した。

<ポイント解釈・編集>

「建築業」の機会である「介護のための改装」、B社の強みである「こだわりの接客」(1段落)、B社の品揃えである「介護ベッド」(1段落)、それぞれの経営資源を結びつける施策をセット販売としてまとめた。建築業の改装と日用品販売のシナジーを意識した推奨販売、継続的な接点を作るための施策としてメンテナンスを助言し、効果としてLTVの向上=固定客化をゴールとした。


以上、いかがだったでしょうか。

B社の強み「こだわりの接客」やB社の品揃えである「介護ベッド」は、大枠把握時点では紐づけしなかった1段落を根拠としました。
「こだわりの接客」は【第1問】のポイント解釈時点で内部資源としてチェックしましたが、この強みは汎用的に活用できると判断し、本問の根拠に加えました。
「介護ベッド」は、大枠把握時に「ベッド」だけでなく「ベビー(ベッド)」「介護(ベッド)」とわざわざ詳細を記述(強調)しており、何らかの根拠になる可能性が高いとしてチェックしていたため、こちらも根拠に加えました。

大手受験校の模範解答では、「中小建築業と連携」の解釈から、中小建築業のメリットも明確に記述していましたね。

 
以上、ろーすでした!