【二次試験過去問の解答プロセス】H29年度・事例Ⅱ・第2問
こんにちは!ろーすです。
今回は二次試験過去問の解答プロセスを解説します。
取り上げるのはH29年度・事例Ⅱ・第2問です。
※本ブログで解説する内容はあくまで「ろーす流」です。模範解答とは異なりますので、ご注意ください。
ちなみに、H29年度・事例Ⅱの得点開示請求したところ、点数は71点でした。
<ろーすの再現答案>
(本試験で書いたままの、ガチの再現答案です。模範解答ではありませんのでご注意)
【第2問】
副社長が記録した寝具や婦人服の購買履歴と記録した好みを分析してハンドバッグの品揃えを厳選し、おすすめ商品を掲載したDMを配達時に記録した住所を基に個客ごとに送付し、体力的につらい顧客には通販も受け付けることで、来店客数増・客単価増を図る。
以下、解答プロセスです。
<要求具体化>
「データベースを活用」の制約条件をまずチェックし、助言内容となる「施策」は、プロモーションを想定した。
ゴールである「予約会を成功」について、何をもって成功とするかは要検討事項として保留にした。
<大枠把握>
「予約会(婦人服)」の実績がある6段落、「データベース」のキーワードの記述がある10段落と紐づけ。
<難易度評価>
紐づけた6段落・10段落に内部資源・効果とも明記されており、段落が遠いが難易度は高くないと判断し、【第1問】から引き続き解答。
<ポイント解釈・編集>
「顧客の好みをよく把握している副社長」による「品揃えを厳選」は狭いスペースを有効活用しながら「好評を得た」効果があったため引き続き実施。
「データベースを活用」の制約条件から、「現社長が配達時に記録した住所」を使ったプロモーションとしてDM送付とした。
また、「体力的、精神的につらい」にシルバー世代の顧客のニーズがあると解釈し、通販による対応を助言した。
ゴールとなる「予約会を成功」の具体例が導けなかったため、来店客数増・客単価増を効果としてまとめた。
以上、いかがだったでしょうか。
大手受験校の模範解答では、データベースを活用した副社長による品揃えの厳選までは共通しているようですが、120文字という字数から要求される「あと一つの施策」に関しては見解が割れていますね。
以上、ろーすでした!