【二次試験に活かす一次試験知識】事例Ⅱ・企業経営理論/マーケティング
こんにちは!ろーすです。
今回は二次試験に活かす一次試験知識を解説します。
取り上げるのは事例Ⅱ・企業経営理論/マーケティングです。
まず、一次知識を二次試験に活かすにあたり重要なポイントは、
■理論の本質を理解すること
■基本的なワードを瞬時にアウトプットできること
だと思っています。
一次試験と二次試験の知識の使い方を極論として二分すると、
広く浅くと狭く深くの違いがあります。
二次試験は、一次試験ほど詳細な知識は求められません。
その代わり、
自在にアウトプットできるよう内容を深く理解し、知識を血肉にせねばなりません。
これは、試験時間80分という短時間に、情報の取捨選択を正確に判断し、
かつ、その情報を簡潔にまとめ記述するためには必要なスキルです。
そのため私は、
基本的な知識だけを、体系的に覚えて、瞬時にアウトプットする訓練をひたすら繰り返しました。
事例Ⅱ攻略のために、ろーすが「そらで言えるようにした」「体系的な基礎知識」を下記に紹介します。
■マーケティングマネジメントプロセスを軸に、各論点を展開する
上記をまず暗記してしまいましょう。
(ろーす流語呂合わせ:ま・ま・せ・た・ぽ・ま・ま)※そのままですが(笑)以下同
各論点は以下。
1.マーケティング環境分析
SWOT分析、3C分析、PEST分析、の視点を持っておきましょう。
この知識はアウトプットではなく、与件分析や情報整理問題の切り口に使用する根拠となります。
2.マーケティング目標設定(課題特定)
超基本として、売上目標・利益目標・(マーケット)シェア目標・イメージ目標を覚えます。
(ろーす流語呂合わせ:う・り・し・い)
売上はもう少しブレイクダウンして、
売上高=来店客数(顧客数×来店頻度)×客単価(商品単価×買上点数)
(ろーす流語呂合わせ:ら・こ・ら・き・し・か)
まで覚えておきましょう。
二次試験においては、課題や効果としてこれらのワードを瞬時に書けるようにして下さい。
3.セグメンテーション(市場細分化)
セグメンテーション基準をまず覚えます。
ジオグラフィック基準・デモグラフィック基準・サイコグラフィック基準・行動変数基準
(ろーす流語呂合わせ:じ・で・さ・こ)
その他、新規顧客・既存顧客の視点も持っておきましょう。
4.ターゲティング(標的市場の選定)
下記の2つを覚えておきましょう。
こちらも、ワードのアウトプットではなく、与件分析や情報整理問題の切り口に使用しましょう。
■コトラーによるターゲティングアプローチ
無差別型・差別型・集中型
(ろーす流語呂合わせ:む・さ・し)
■エーベルによる製品・市場細分化戦略
単一セグメント集中型・製品専門型・市場専門型・選択的専門型・全市場浸透型
(ろーす流語呂合わせ:た・せ・し・せ・ぜ)
5.ポジショニング
ポジショニングに関しては、特にワードとして暗記はしませんでした。
ただし、
他社製品と差別化を図り、ターゲットに自社製品を魅力的に認知させるための活動
である
ことは覚えておいてください。
今回はここまで。
次回は、
6.マーケティングミックス(4P)の開発
7.マーケティングミックスの実行
について解説します。
繰り返しますが、これらの知識はそらで言えるまで覚えることが大事です。
二次試験攻略のためには、一次試験突破のための理解に加えて、アウトプットのスピードが大事だからです。
以上、ろーすでした!
※情報の正確性には配慮しておりますが、
万が一誤りがありましたらコメント欄等でご指摘頂けますと幸いです。